こんにちは、プロテイン愛好家のユーキです。
今日はホームシアターに関する記事です。
ホームシアターのうち、「立体的な音」を演出するサラウンドスピーカー。「立体的」というくらいなので、設置する難易度が高いのが悩みです。
僕はMonitor Audio社のBRONZE FXという特殊な形のスピーカーをつかっていますが、設置にはかなり悩みました。賃貸住まいなので、壁に穴を開けることはできないし、かといって、適当な場所には置きたくない。
そこで、夜な夜なたくさん調べました。サラウンド感重視、壁に穴を開けたくない重視など様々な視点から、ホームシアター愛好家の方は研究されていて、調べるのがとても楽しかったです。
そこで、サラウンドスピーカー のあらゆる設置方法調べ抜いた僕がとっておきの4つの方法を、まとめます。
天井・壁に設置派
「サラウンド感」が高い、天井・壁に設置する場合の2つの方法です。多少の壁の跡は気にしない方向けです。
ブラケット
1番サラウンド感が高い一方で、設置の難易度が高いのがブラケットを用いる方法です。ブラケットは、そのスピーカー専用品がある場合が多く、スピーカーにはめ込み取り付けをします。ブラケットを取り付けられるスピーカーであることが条件となります。
その形状から、スピーカーの方向を自在に変えることができるため、好みに合わせて調整することが出来ます。壁に面しない「天吊り」が可能となるため、不要な振動がなく音質も一番高い方法です。
ただ、ブラケットはネジ穴を壁に開ける必要があるため、賃貸住まいの方など壁の穴を気にされる方はおすすめできません。
・壁の跡:ネジ穴
・スピーカー:ブラケット取付可能
・用意するもの:ブラケット
壁掛けフック
サラウンド感が高く、壁の穴も残りずらい、バランス型の設置方法が壁掛けフックを用いる方法です。
壁掛けフックは、その名の通り、スピーカーの壁掛けフック穴に、市販の壁掛けフックを用います。壁掛け用のフックが装備されているスピーカーであることが条件となります。
壁掛けフックによる設置は、その方向の「調整」はできないものの、壁の上面に設置することができるため、音を立体的に作り出すことが出来るため、サラウンド感を味わうことが出来ます。
市販の壁掛けフックは、穴跡が残らないよう工夫されている商品が多いことが特徴です。ネジよりかなり細い、ホチキスの芯や特殊の針を使うことで、穴の跡が残らないのです。僕は賃貸住まいなので、この壁掛けフックを用いて、サラウンドスピーカー を設置していました。
・壁の跡:小さい穴
・スピーカー:壁掛けフック取付可能
・用意するもの:壁掛けフック
天井・壁に設置しない派
「サラウンド感」がそこでそこ、壁に穴を開けたくない方向けの2つの方法です。また、ブラケットや壁掛けフックを取り付けられない形状のスピーカーをサラウンド用として用いる場合も、この方法を採用することになるはずです。
スピーカースタンド
通常のスピーカースタンドよりも、高いスタンドを用いる方法です。設置はとても簡単で、スピーカースタンドを視聴位置の前方や後方に置き、その上にスピーカーをに載せるだけ。
高い位置から音が聞こえてきて、包まれるような「サラウンド」感覚を味わうことが出来ます。
一方で、スピーカースタンドを部屋に置く必要があるため、部屋が狭く感じてしまうはずです。
・壁の跡:なし
・スピーカー:小型ならなんでも
・用意するもの:スピーカースタンド
フロントスピーカー乗せ(イネーブルドスピーカー)
イネーブルドスピーカーをフロントスピーカーの上に乗せる方法です。イネーブルドスピーカーは天井に音を放射し、天井から音が聞こえるようにするための仕組みのスピーカーです。
出典:ONKYO
手軽にできるにも関わらず、天井からの音の包まれるような「サラウンド」感覚を味わうことが出来ます。
効果は人によるようで、個人的には感動ものですが、本格思考派は物足りないという意見もあるようです。
・壁の跡:なし
・スピーカー:イネーブルドスピーカー
・用意するもの:イネーブルドスピーカー
まとめ
サラウンドスピーカーの設置方法をまとめます。
- サラウンド感を重視!天井・壁に取り付けたい方は→ブラケットや壁掛けフック使用
- 壁に跡をつけずに地上に置きたい方→ハイポジションのスピーカースタンドやイネーブルドスピーカーを使用
以上、皆様のご参考になれば幸いです。